革靴を洗う

”革靴は洗えない”
だから日頃の手入れが大事。
日々ブラッシングを施して、コットンで拭いて、クリームを塗る。

これくらいが革靴を洗う方法だと思っていないですか?

実は革靴は、正しい方法でやれば水で丸洗いができるんです!
全く洗わない革靴は夏場なんかだったら臭いが気になってきますよね。

洗わない革靴は、逆にそれはそれで、カビが生えてくる原因になったりもします。
湿気と温度と汚れ、この3つが揃ってしまいますから。

気になる革靴は水で丸洗いしましょう。

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革靴を洗う方法

革靴を洗う道具を揃える

革靴を水洗いするために用意する道具が必要です。
スポンジ・サドルソープ(皮革用洗剤)・新聞紙・タオルのセットです。
サドルソープは高価ですので、なければボディソープやハンドソープなどで代用できます^^

そして、革靴を手入れするときには、おなじみのブラシとクリームなどです。
革靴の手入れをおこなうときにブラシとクリームなどは、仕上げには必ず必要になってきます。

道具の用意が出来たら、早速洗っていきましょう。

革靴を水で丸洗いする工程

まずは、革靴全体の汚れを落とすところからです。
(ひもの付いた革靴であれば、紐は先に取っておきましょう)

スポンジで革靴全体の濡らしていきます。
直接、革靴をバケツになどに水をためて、ぶちこんでも大丈夫ですよ^^

革靴全体を水で塗らしたら、スポンジにサドルソープをつけて、よく泡立てます。
革靴をゴシゴシ洗っていきましょう。

靴の中もこの機会に洗ってしまいましょう。
大胆にいっても大丈夫です。

しかし、スポンジにやすりがついているものは、多少注意が必要となります。
やすりの方でゴシゴシしてしまうと革靴に傷が付いてしまいますので、やすりの部分の使用は控えて下さい。
スポンジの柔らかい部分の使用します。

全体を洗い終えたら、水で洗い流します。
石鹸が残らないように、よく洗い流してください。

それでは、革靴を風通しのいいところで乾かします。
ジメジメしているとカビの原因になりますから。

革靴の中まで洗っているので、シューキーパーを革靴の中に入れても結構なんですが、
ビショビショの革靴ですので、型崩れしないように新聞紙を詰めていきます。
できれば、新聞紙は1,2時間おきに交換することが好ましいです。

革靴が乾いたら、全体に保湿用クリームを塗って、革に栄養分を与えます。
これで革靴の丸洗いは完了です。

かなり綺麗になると思いますよ^^
普段は洗えない、手入れのしない中までガシガシ洗うことになりますから!

水で洗うと革は縮んだ様に感じることがありますが、
基本的には革自体は縮むことはありません。

革は元の形に戻ろうとはしますが、戻らないといった感じです。
その若干クシャクシャとなった感じが縮んだと感じるといった具合ですね^^

革靴の洗う頻度

革靴をこれだけ入念に水で洗うのは、なかなか労力が必要です^^;
毎日毎日できるものではありませんね。
むしろ、毎日こんなに洗っていると逆に革が劣化してしまいます。

だいたい、革靴を洗う頻度はシーズン毎というのが一般的となります。
履かない日などに、タイミングをみて、いつもお世話になっている革靴に感謝の意をこめて洗ってあげましょう。

洗うのは控えた方が無難な革靴

自分で水で洗うのは控えた方が無難な種類の革靴もあります。

以下のものは控えましょう。

・スウェード素材のもの
・エナメル
・コードバン

など、この辺りの素材のものは控えた方が無難です。

革製品というものは、非常に水に弱いという特徴をもっていますが、
中でも、弱いものになります。

どうしても、洗いたいといった場合はとめませんが・・・
専門のショップにクリーニングにだすのが良いと思いますよ^^;

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