革靴の紐

革靴の紐は、とても重要な役割を担っています。
単純に飾りでついているわけではありません。

もちろん、装飾といった演出面(かっこいい)の役割もありますが^^

紐の結び方、通し方にそれぞれの特徴やTPOなどもあります。
(カジュアルなもの・ビジネス、ドレッシーなものなど)

また、靴紐の結び方によっては、ほどけにくいなども。

靴って奥が深いですね~

「靴紐一つでそこまで拘るのか?」

って話なんですが、靴って外に出るなら一生の付き合いになります^^
どうせならこだわっちゃいましょう!

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靴紐の通し方

カジュアルな靴

カジュアルな靴というのは、スニーカーなどです。
ニューバランスやナイキ、アディダスなどの主にスポーツで使用するイメージの靴達です。
最近では、それぞれのブランドやメーカーからスニーカーだけにとどまらず、革靴なども販売しています。

カジュアルな靴の紐の通し方は、

『オーバーラップ』という紐の通し方と、
『アンダーラップ』という紐の通し方が代表的なものになります。

簡単に説明すると、
最初の靴紐を靴の穴に通すときに、上から通していくか、下から通していくかの違いです。

それぞれの特徴ですが、
オーバーラップは、かなり有名で一般的な紐の通し方です。
スニーカーではABCマートなどで売られているものは、だいたいこの紐の通し方をしています。
紐が緩みにくいというのが最大特徴ですね。

逆にアンダーラップは、オーバーラップに比べると少し紐が緩みやすいのです。
しかし、長距離を走るなど、足全体に余裕を持たせたいときなどに向いています。

また、アンダーラップは、靴がすぐに着脱できるということになりますので、
日常の生活スタイルにおいて、靴の脱ぎ履きが多い人などにはオススメの通し方になります。

ビジネスやドレッシーな革靴の紐

ビジネスで使用する内羽根と呼ばれる形状の革靴は、スニーカーの様に紐をクロスさせません。
アイレット(紐を通す穴)にたいして横一文字です。

このビジネスシーンなどに用いられる革靴の紐の通し方を、
『シングル』や『パラレル』といいます。

革靴の場合の、紐の通し方は、基本的に紐を上から下へ通していきます。

カジュアルな靴と同様になるのですが、
シングルの通し方は、しっかりと革靴を履く用の通し方で、
パラレルの通し方は、着脱が楽で、足に余裕をもたせるという様な紐の通し方です。
パラレルは新品の革靴で、まだ履きなれていないといったときなどによく利用される通し方になります。

靴紐の結び方

靴紐の通し方ではなく、結び方にも名称があります。
靴紐はいろいろと細かいことがあるんですね~^^

紐靴って「知らない間にほどけていた」って結構あります。
このほどけた靴紐が知らない誰かや友達などに踏まれて転んだりしたら大変ですね。
スクランブル交差点でこんなことになったら・・・^^;

ほどけにくい靴紐の結び方があるんです。
『イアン結び』とさらにパワーアップバージョンの『イアン・セキュア結び』
という結び方です。

このイアン結びと、イアン・セキュア結びはプロのスポーツ選手も使っている方法です。
ということは、それだけ本当にほどけにくいんです。

このイアン結びという名称はイアンさんという人の名前からきているようです。
靴の紐がほどけてほどけて困っているという方は試してみるといいのではないでしょうか。

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